今回は玉川病院での産後入院から
退院後の1ヶ月健診までの体験レポです。
出産時については前回の記事をご覧ください↓
玉川病院について
公益財団法人 日産厚生会 玉川病院
〒158-0095 東京都世田谷区瀬田4-8-1
東急田園都市線用賀駅、二子玉川駅、
大井町線上野毛駅より車で10分
玉川病院 産科のサイトはこちら↓
入院中のママのスケジュール
玉川病院のサイトに入院中のスケジュールが載っていて、正常分娩では5日間、帝王切開の場合は7日間です。
私の入院では:
- 1日目(出産日の翌日)
- 助産師から授乳指導を受ける
- 1~2時間おきの授乳開始
- 母子同室開始
- 抱っこやおむつ替えなど細々したことを教わる
- 2日目
- 前日に引き続き赤ちゃんの扱い方を教わる
- お股の痛みが取れないため痛み止めの薬をもらう
- 3日目
- 血液検査
- 助産師から沐浴指導を受ける(記念の写真撮影もあり)
- 4日目
- 小児科医から退院指導を受ける
- アロママッサージのサービスを利用 (本格的!)
- 1ヶ月健診の予約をする
- 5日目
- 産婦人科医の診察を受ける
- 赤ちゃんの足型をもらう
- お昼前に退院!
赤ちゃんとは1日目から同室で過ごし、毎朝2~3時間ほどだけ助産師に預けます。この時間で赤ちゃんの各種検査や沐浴をやっていたようです。
ちなみに、 ママの希望次第ではさらに好きなときに赤ちゃんを預けることができ、柔軟に対応してくれます。たとえば1階のコンビニにいくとき、単純に眠いとき(赤ちゃんがいるとまとめて寝れないので・・)など。
大事な大事な「授乳指導」
入院中にさまざまな指導を受けるのですが、なんといっても大事なのが授乳指導です。
玉川病院には、個室以外に24時間入れる授乳室があります。
ここで初日に母乳とミルクの飲ませ方を教わります。私のときは同日出産されたもうひとりのママと一緒に聞きました。
出産直後はほとんど出ない母乳ですが、日に日に量が増えて、同時にトラブルも増えてきます。たとえば、
- 赤ちゃんが母乳を飲まない
- 授乳中の抱っこがうまくできない
- 胸が固く張って痛む
- 乳首が切れて血が出る
などなど、新米ママにはテンパることの連続なのですが、その度に助産師さんがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。
ちなみに、授乳室には赤ちゃんの体重計があり、母乳をどれくらい飲んだかを前後の体重で計れるので、私は入院中の授乳のほとんどを授乳室で行いました。もちろん自分の個室でも授乳はできるので、他の人が気になる方は無理に授乳室を使う必要はありません。
正直なところ、授乳はたったの5日間で完璧にマスターするのは不可能です。まず母乳の出方が日に日に変化していくので、退院後も悩みは尽きないです。
そのため、退院後の母乳外来もぜひ利用しましょう。私は退院から2週間後の日付で入院中に予約しました。そこからさらに2週間後は1ヶ月健診でした。ここでも授乳について確認してくれるので、継続的に診てもらえてとても安心できました。(詳しくは後ほど)
少し物足りなかった「沐浴指導」
入院の後半に1度沐浴指導があり、ここで初めて我が子の沐浴をしました。同時に教わっていたママはもうひとりいたと思います。
妊娠中に赤ちゃんの人形で沐浴講習を受けたことはありましたが、本物の、しかも我が子となるとまったく違います。。
助産師さんが最初にお手本を見せてくれて、次に自分の番でしたが、テンパって頭は真っ白・・・助産師さんにひとつひとつ助けてもらいながら、なんとか終えました。
このとき撮ってもらった写真は今でもアルバムに大切に保管しています。
沐浴は、私には一回だけの指導では物足りなかったです。退院後に備えてあと2、3回できていたら良かったなと思います。ただ、ママ側がかなり体力を使うので致し方ないのかもしれません。
小児科医から受ける「退院指導」
退院後の自宅での育児については、入院中いつでも質問する機会はあるのですが、一度小児科医から指導を受ける時間があり、これはとても参考になりました。
このときももうひとりのママと一緒に、1時間くらいありました。
まずは先生から赤ちゃんの病気や自宅で気を付けることなどの話があり、その後は質問タイムです。
小児科医と診察以外で話す機会はなかなかないので、今思うと貴重な機会だったと思います。同時に、子供特有の病気がたくさんあること、赤ちゃんの成長とともに出てくる体の変化についてなど、まだまだ知らなきゃいけないことがたくさんあると痛感しました。
病院食としては大満足!
玉川病院の食事は、後から聞いた話では評判が良いらしく、確かに病院食としては大満足の内容でした。
基本的には:
- 朝食
- 昼食
- 夕食+夜食(深夜の授乳でお腹がすいたとき用のパンなど)
でした。
入院中、出産祝いということで少し贅沢なメニューも何度か出てきます↓
普通の日のメニューはたとえばこちら↓
どれも美味しかったですし、ボリュームもそこそこありました。
日によっては授乳のタイミングと重なり、しばらくごはんが部屋に置きっぱなしになることもありましたが、授乳後まで残しておいてくれて柔軟に対応してくれました。
また、食事中に赤ちゃんが起きていて落ち着いて食べれないようなときは、一時的に助産師さんが預かったりもしてくれます。
「母乳外来」は必ず利用してほしい
あっという間の5日間でめでたく退院後、怒涛の自宅育児が始まります。病院とは違いまだまだ育児環境が整っていない中、新米パパと毎日ドタバタです。
そんな状況で退院から2週間後に玉川病院の母乳外来を利用しました。まだ、新生児時期なので退院後の外出はこれが初めてでした。
スリングで赤ちゃんを抱っこして病院まではタクシーでしたが、かばんを下ろしたり財布を出したり、いちいち手こずりました。。まだまだ赤ちゃんと一緒の状況に慣れていなかったです。
母乳外来は1時間弱あり、最初に助産師さんが赤ちゃんの体の状態を確認します。問題なければ、次にその場で母乳をあげてアドバイスや指導を受けます。
そのときは入院中よりも母乳の出が増えて胸が張っていたので、マッサージをしてもらいました。また、赤ちゃんが飲みにくそうだったので、抱っこの仕方などあらためて教えてもらいました。
やはり自宅での授乳は病院のとは状況が異なり、うまくいかないことの連続だったので、この退院2週間後のタイミングでまたマンツーマンで相談できたのはとても助かりました。
待ち遠しかった「1ヶ月検診」
母乳外来からさらに2週間後が生後1ヶ月の健診でした。入院中に指定された日時でまた赤ちゃんと玉川病院に向かいます。
母乳外来で1度みてもらっていたとはいえ、まだまだ手探り状態の自宅育児で「息子はちゃんと成長しているか?」「清潔な環境で過ごせているか?」など心配だったので、この生後1ヶ月の健診は心待ちにしていました。
健診の前半は息子を預けて産婦人科でのママの健診、後半は小児科で息子の健診です。
やはり気になるのは息子のほうでしたが、幸い順調に育ってくれていて問題なく終えました。
ここでも授乳の相談や、育児での悩みなどを話せる時間があり、アフターケアも手厚いなーと感じました。
最後に
だいぶ端折りましたが、産後の入院から退院後の1ヶ月健診までの体験レポでした。
初産なので他の病院と比較することはできないのですが、玉川病院は右も左も分からない新米ママでも安心できる手厚いサポート体制で大満足でした。
以上ご参考まででした。
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